■神河町内の民俗行事(1月編)
今回は、1月に神河町で行われる様々な民俗行事の中から3つ紹介します。
●とんど(どんど)
各地区で行われる小正月の代表的な行事です。地区によっては隣保ごとで行われるところもあります。正月飾りのしめ縄などを持ち寄ってお焚き上げを行います。このとき、飾っていた鏡餅などのお餅をこの火で焼いて食べたり、灰を持って帰って自宅に撒いたりすることもあるようです。
●さいのとう
柏尾区で14日前後に行われる厄払いの行事です。子どもが中心となって、区内の家をまわり、玄関を開けると同時に「さいのとう」と大声で叫び、御幣でお払いをします。すべて回った後に御幣を川に流して行事は終了です。
●キツネヤドンド(狐かえり)
川上区で14日に行われる病気の神様を村の外へ追い払う行事です。子どもが中心となって、村の北端から南端まで唄をうたいながら歩き、それぞれにお札をたてます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>