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あした天気になぁれ 人権を考えるシリーズ 233

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兵庫県稲美町

ひろげよう こころのネットワーク
『2023 いなみ人権・福祉フェスティバル』
令和5年12月9日(土)に、「障害者週間」(12月3日~9日)及び「人権週間」(12月4日~10日)の啓発事業として、『2023 いなみ人権・福祉フェスティバル』をコスモホールで開催しました。
前半は、全国中学生人権作文コンテスト兵庫県大会加古川・高砂・稲美・播磨地区予選受賞者の表彰式と作文朗読、「障害者週間」啓発ポスターコンクールの受賞者(町内小中学生)の表彰式を行いました。
後半は、ロンドン2012パラリンピック金メダリストの浦田 理恵(りえ)さんにご講演いただきました。

演題 「一歩踏み出す勇気~自分が変われば世界が変わる!~」
講師:浦田 理恵さん(ロンドン2012パラリンピック金メダリスト)

冒頭では、だんだん目が見えなくなっていった時のことをお話されました。当時、離れて住んでいた両親に打ち明けるのに失望させてはいけないと迷われたそうです。やっとの思いで親に打ち明けた時、やっと言えたという安堵感と同時に、まだ目が見えていた時に打ち明けて親の顔を見ておけばとよかったという後悔に駆られたそうです。
初めて知ったパラスポーツがゴールボール(視覚に障害のある人を対象に考えられた球技で、パラリンピック特有の種目)です。もともとスポーツには縁がなかった浦田さんですが、ロンドンパラリンピックで金メダル、東京パラリンピックで銅メダルの成績を残します。ゴールボールは「思いやりの心」「コミュニケーション」が大切であり、仲間の信頼があったからこそ全力でパフォーマンスができたと語りました。
目が見えなくなったからこそよかったこともあったとお話になり、「サポートをしてもらうことで人のあたたかさを感じ、夢を持つことができた。稲美町でもそのあたたかさが広がるとうれしい」とメッセージをいただきました。

問合せ:
人権教育課【電話】492-2550
地域福祉課【電話】492-9136

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