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あした天気になぁれ 人権を考えるシリーズ 234

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兵庫県稲美町

■ひろげよう こころのネットワーク
『第43回稲美町人権・同和教育研究大会』を開催しました
日時:1月27日(土)13:00~16:00
場所:ふれあい交流館
開会行事に続き全体会が開かれ、部落解放・人権研究所理事 人権テイクルート代表 坂田 かおりさんにお話をしていただきました。大会後半は、分科会を実施しました。5つの分科会に分かれ、町内の学校園・団体・職場から合計10本の実践発表がありました。どの分科会も、テーマに沿った発表がなされ、それぞれの課題について熱心に質疑・応答が行われました。

演題「いのち・語る・つながる同和教育」
講師:坂田 かおりさん(部落解放・人権研究所理事 人権テイクルート代表)
ご自身の体験から、さまざまなお話しをしてくださいました。結婚をされて、地区外に出て、日常にある差別に気付きます。また、出産時、命懸けで産んだ子どもが、10年後、20 年後、私の子どもであるというだけで、親が部落出身であるということだけで、もし差別を受けたらどうしようと思うと、差別が怖いと思ったそうです。
「私には関係ない」「ここには部落差別なんてない」「そんな差別をするわけがない」といった発言をする人たちがいる。これらの発言にどれだけ深く傷ついてきたか、今ここにある差別について取り組む人権教育でないと意味がない。わが子を守りたい思いは、すべての人が差別はだめだと言える世の中にしたい思いとなり、現在活動をしていると語られました。
差別は「する側」と「される側」があって成立するが、坂田さんは差別は「する側」が不幸なんだとくり返し力説されました。

問合せ:人権教育課人権教育係
【電話】492-2550

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