ひろげよう こころのネットワーク
『第44回稲美町人権・同和教育研究大会』を開催しました
日時:1月25日(土) 13:00~16:00
場所:役場新館 4階 コミュニティセンターホールほか
開会行事に続き全体会が開かれ、公益財団法人反差別・人権研究所みえ 事務局次長 本江優子(もとえゆうこ)さんにお話をしていただきました。大会後半は、分科会を行いました。
5つの分科会に分かれ、町内の学校園・団体・職場から合計10本の実践発表がありました。どの分科会でも、テーマに沿った発表がなされ、それぞれの課題について熱心に質疑・応答が行われました。
演題「一人ひとりが生きやすい社会のために~差別をなくすため、自分のできること~」
講師:本江 優子さん(公益財団法人反差別・人権研究所みえ 事務局次長)
人はそれぞれ違うのに「ふつう」や「あたりまえ」といったステレオタイプで物事を決め、異質なものを排除し、差別的な行動をしてしまう。一方向からだけではなくて、多面的に物事を見ることが大切とお話ししてくださいました。
また、差別がなぜ起こるのか。対人関係図を使い、分かりやすく教えていただきました。人は、場面によって差別をする側、される側になる。そして、世界人権宣言に照らせば、差別されるために生まれてくる人なんてこの世の中、世界中を探しても誰ひとりいない。差別される側はもともといないんだと力強く話されました。
最後に、部落差別解消推進法にもふれ、差別解消のために教育啓発していくことが大切であり、自分を振り返るためにも学びは継続していかなければならないと締めくくられました。
問合先:人権教育課 人権教育係
【電話】492-2550
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