睡眠は健康の増進・維持に欠かせない、大切な休養活動です。良い睡眠には「量(時間)」と「質(休養感)」の2つがともに重要であるといわれています。令和5年度に国が示した「健康づくりのための睡眠ガイド」の中で示されている「睡眠時間」と「睡眠休養感」について、主要なポイントをお伝えします。
■睡眠時間
年齢によって変化します。
・こども…小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間の睡眠時間を確保する。
・成人…6時間以上の睡眠時間を確保する。
・高齢者…床上時間が8時間以上にならないことを目安に、必要な睡眠時間を確保する。
■睡眠休養感を高めるために気を付けたいこと
(1)起床後に朝日を浴び、しっかり朝食をとる
朝日を浴び、朝食をとることで体内時計が調整され、寝つきが良くなります。
(2)日中は適度な運動をする
運動習慣がない人は、睡眠休養感が低いことが報告されています。
(3)寝る前のスマホやタブレット端末の使用は控える
寝そべりながらデジタル機器を使うと、ディスプレイとの距離が近くなるため、ブルーライトを浴びやすくなり、睡眠の質の悪化につながります。
問合先:健康福祉課 健康推進係
【電話】492-9138
<この記事についてアンケートにご協力ください。>