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クローズアップ豊岡(15)ーエコなええことやってみよう!ー

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兵庫県豊岡市

■第18回 健康な食べ物が地球を救う?
地球温暖化を防止するため、身近な環境問題と家庭でできるエコ活動を紹介します。

私たちの健康は地球の健康とつながっており、健康な食を選ぶことが地球環境にも良い「プラネタリーヘルス」という考え方があります。
専門機関(EATランセット委員会)によると、80億人を超え、なお増え続ける人類が健康的に食事をし続けるためには、食べる頻度でみると、牛肉や豚肉は月に3回ほど、鶏肉・魚・卵は週に3回ほどにし、食事の大半を野菜で補う提案がなされています。

◇哺乳類の60%が家畜
家畜たちが排出するメタンガスなどの温室効果ガスの量は、世界中の運輸・移動に使うエネルギーと同程度であり、さらに、家畜の飼養には多くの穀物や淡水も大量に消費されています。
実は地球上の哺乳類の36%が人間、野生動物はわずか4%で、残る60%が人間の生活に利用される家畜です。つまり人間が肉を食べる量を減らすだけでも、大きな環境貢献につながります。

◇さまざまな選択肢
今ではスーパーで「代替肉」や「代替卵」が販売され、大手企業が「コオロギチップス(昆虫食)」を販売するようにもなりました。「地産」の食材は、運ぶ負荷も小さく新鮮でおいしいですし、「旬菜」はつくるエネルギーも少なく、その時期に必要な栄養が豊富です。「無農薬」の野菜はもちろん、地球にもやさしいです。このような視点を持って、健康な食を選んでみませんか。
(NPO法人暮らしのエコをすすめる但馬の会)

問合せ:コウノトリ共生課脱炭素推進室
【電話】21-9136

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