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市政ニュース(3)ー市政の動き 9月定例会報告 市長総括説明から(2)ー

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兵庫県豊岡市

■未来を拓(ひら)く人を育むまち
◇竹野子育てセンターの移転
竹野子育てセンターは、1965年に竹野町立竹野児童館として建築された建物に97年に移転しました。これまで幾度の増改築を行ってきましたが、老朽化が進んでいます。
市では、公共施設マネジメントの考え方や、竹野地域における地域デザイン懇談会の意見を踏まえ、以前から竹野健康福祉センターへの移転について地元区と協議してきました。
この度、その協議がまとまりましたので、来年4月に移転することとしました。

■人生を楽しみお互いを支え合うまち
◇市民体育館の廃止・解体
63年が経過している市民体育館は、昨年9月議会で「機能移転をどのように図るかについて、他の施設の活用も選択肢として検討を進める」と説明したところです。
総合体育館の利用区分の見直しや市立施設等予約システムの導入などにより、これまでの市民体育館利用者の利便性を今後向上させることで、おおむね機能移転が図れるとの判断に至ったことから、来年度中に閉館することといたしました。今後、利用者へ丁寧な説明を行いながら、円滑に機能移転を進めていきます。
跡地は、中央公園として整備拡充し、利用することとしています。今年度から解体に係る実施設計を行い、来年度下半期に解体工事に着手、25年度上半期の工事完了を目指し、その後、跡地整備工事を行う予定です。

■市政の運営
◇公共施設の新たな利活用
本年度末で指定期間が満了する施設の来年度以降のあり方を評価・検討した結果、次の4施設について指定管理者制度による管理運営を終了し、新たな活用策を検討します。
奈佐森林公園は、指定管理者制度の継続が難しいため、市場調査を行い、来年度以降の施設のあり方を定めていきます。竹野多目的研修施設、但東地域特産物加工施設および竹野観光センターは、関係団体の意向を聞きながら、普通財産として貸し付け、有効利用を図っていきます。

◇第5次行財政改革大綱の策定
8月17日、豊岡市行財政改革委員会から大綱の答申を受けました。
答申では、市役所がめざす姿を「限られた資本と多様性を活かし、市民の視点で公共サービスが持続可能な状態で提供されている」とし、取組みの柱を(1)公共サービスが多様な人たちによって創造されている(2)多様な市民の思い・願いが尊重されている(3)さまざまな豊岡の資本が効果的に活用されている(4)デジタル社会を前提とした市役所になっている(5)すべての世代にとって働きがいのある市役所になっている-としています。
今後、この答申を踏まえた市としての大綱案を定め、議会や市民の皆さんの意見を聞き、10月に大綱を策定する予定です。

◇電子決裁・文書管理システムの導入
庁内のほとんどの決裁は書面で行っており、資料の印刷・文書の廃棄作業等に手間がかかり、文書保管等も多くのスペースを使っています。
そこで、電子決裁・文書管理システムを導入し、文書に関する業務を効率化し、将来に向け自宅、他の庁舎等での勤務も可能にします。文書保管等のスペースを事務スペースに置換えて事務所の集約を進め、市民の皆さんや職員等の庁舎間移動の負担を軽減します。
システムは、今年度中に調達を行い、来年度から運用開始し、今年度までに作成した文書は、来年度以降に順次データ化したいと考えています。

※市ホームページに「市長総括説明」の全文を掲載しています。

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