■多様性を受入れ、支えあうまちに
外国人市民が増えています。このまちの一員として共に暮らし、地域を活性化していく市民としてお互いの理解を深めるため、外国人市民の皆さんの豊岡での暮らしなどをシリーズで紹介しています。
◆vol.11 メリリン・マテオさん(フィリピン出身)
▽仕事をするため12年前に来日
12年前、仕事をするため来日しました。あっという間に12年が過ぎました。日本語が難しいので、まだまだ勉強中です。小学生の娘がおり、学校のことなどもわからない場合は、担任や放課後児童クラブの先生に聞いたりして、助けてもらっています。
▽娘にもフィリピンのことを学んでほしい
今年は、豊岡市の「親子で学ぶ外国語・外国文化ワークショップ」のお手伝いをしています。フィリピンの歌、ゲームなどを紹介しています。母語・継承語、母文化を学ぶ機会ですので、自分の娘にもフィリピンのことを学んでほしいと思っています。
▽ワークショップでフィリピンの家庭料理を紹介
フィリピンの好きな食べ物はアドボやシニガンです。アドボはフィリピンの代表的な家庭料理で、親子で学ぶ外国語・外国文化ワークショップで紹介しました。スペイン語でマリネする(漬け込む)という意味で、豚肉や鶏肉を酢と醤油で煮込んだ料理です。酢を使うので、肉が柔らかくなり、さっぱりした味です。
シニガンはどの家庭でも定番の酸っぱいスープです。味は違いますが、日本のお味噌汁のような食べ物です。
▽生の肉や魚を食べることに驚き
日本に来て驚いたことは日本の食べ物です。生の肉や魚が食べられるのは本当にびっくりしました。食べられることに驚き、そのおいしさに更に驚きました。
▽コウノトリが私の癒し
好きな場所はコウノトリの郷公園です。コウノトリのいる場所はなぜか癒されます。好きなスポーツはバドミントンです。
(インタビュー:NPO法人にほんご豊岡あいうえお)
問合せ:地域づくり課
【電話】23-0341
<この記事についてアンケートにご協力ください。>