■第17回 地球環境が自分ごとの若者たち
地球温暖化を防止するため、身近な環境問題と家庭でできるエコ活動を紹介します。
今の学生たちは、ネットなどで環境問題の深刻さを知る機会が増えています。さまざまなことを知る中で、自分たちが生きる未来を思い、問題をより深刻に感じています。地球環境を自分ごととして考えている高校生の声を紹介します。
Aさん「改めて大事だなと思ったのが田舎ならではの体験行事。大人も子どもも植物や生き物に触れ、自然の素晴らしさを体感することで、地球や自然を大事にできると思います。たくさんの市民に参加してほしいです」
Yさん「雨で施設を移動する際に、1人が何枚も使い捨ての傘袋を使うところを見ました。施設によっては傘のしずく取り器があります。豊岡でも大型施設などに置ければと思いました。傘のシェアリングサービスも普及させてほしいです。駅や学校などにあれば助かるし、環境にも配慮ができて一石二鳥だと思います」
Tさん「最近提供されている紙ストロー。使用時の違和感だけでなく環境にいいと思えず、今は〝使わない〞選択をしています」
Oさん「表向き環境に良い行動や選択も、視点を変えるとむしろ悪いことがあります。小さな正しい環境配慮を日々やっています」
私たち大人も、当たり前で気にしていなかったことを見直し、小さなコトをコツコツと行うことが大切だと、改めて実感しました。
(NPO法人暮らしのエコをすすめる但馬の会)
問合せ:コウノトリ共生課脱炭素推進室
【電話】21-9136
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