非純正バッテリーによる火災事故が多く発生しています。事故の多くは、使用中や充電中に発生しています。最近では、バッテリーを充電後に置いていただけで発火した事故も報告されています。安価で購入しやすい一方、多くのリスクを抱えていることを認識しましょう。
◆「非純正バッテリー」とは
機器本体のメーカーとは無関係の業者から販売され、メーカーが設計や品質管理に一切関与していないバッテリーのことです。
◆非純正バッテリーの火災事例
インターネットで購入した電動工具用の非純正バッテリーを充電していたところ、異常発熱して発火し、床を焼損して足にやけどを負ったという事例などがあります。
◆発火前にみられた特徴や誤った取扱い
次のようなときは、使用をやめて製造会社や販売店に相談してください。
・バッテリーの減りが極端に早くなった
・充電中、以前と比べて熱くなっていた
・内部から膨張し、変形していた
・充電中にパチパチという異音や異臭がした
・車内など高温となる場所に長時間放置していた
・水没や放り投げるなどの強い衝撃を与えた
◇非純正バッテリーが販売されている製品の例
・電気掃除機
・スマホ
・電動工具
・ノートパソコン
問合せ:豊岡消防署
【電話】24–8039
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