クローズアップ豊岡(17)ー多様な人々と共に生きようー

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■多様性を受入れ、支えあうまちに
外国人市民が増えています。このまちの一員として共に暮らし、地域を活性化していく市民としてお互いの理解を深めるため、外国人市民の皆さんの豊岡での暮らしなどをシリーズで紹介しています。

◆vol10　ビン・グエン(ベトナム出身)
▽静かで穏やかな空気が漂う豊岡
今年2月、私は家族と暮らすために豊岡に来ました。ベトナムにも冬がありますが、南と北とでは気温が違います。私は南のホーチミン出身なので、豊岡のような寒さは初めての経験でした。かなり肌寒く、5・6月になっても防寒着が必要な日がありました。さらに、昼夜の気温差も私にとってはとても厳しいです。
寒いですが、豊岡市は息をのむほど美しく、静かで穏やかな空気が漂っています。通勤の時、また、外出する時は、のんびり散歩を楽しんでいます。食べ物もとてもおいしいです。義母が作る日本料理も絶品です。

▽豊岡に住むベトナムの子どもたちを支援
私はホーチミンにある大学で経営学を学びました。大学を卒業後、マーケティングやコンサルタントの仕事をしていました。ある会社の新規オープンに向けて営業チームを構築したり、旅行関係の仕事をしたりしたことがあるので、豊岡の観光についてとても興味があります。今は日本語を勉強中です。まだまだですが、まちで見かけたら気軽に声を掛けてください。
また、豊岡市多文化共生推進事業「親子で学ぶ外国語・外国文化ワークショップ」のベトナム語を担当しています。外国にルーツを持つ子どもたちは、言葉の違いやアイデンティ(自己同一性)の確立に悩んでいます。この子どもたちに母語・継承語(親の母語)、母文化を学ぶ機会を提供しています。ベトナムにルーツのある親子の方、気軽に参加してください。
(インタビュー：NPO法人にほんご豊岡あいうえお)

問合せ：地域づくり課
【電話】23-0341