■早期全線開通に向けて 北近畿豊岡自動車道「豊岡道路(II期)」着工へ
12月16日、但馬空港ターミナルで北近畿豊岡自動車道の最終区間となる「豊岡道路(II期)」の起工式が開催されました。本区間は、2024年秋に供用予定の豊岡出石IC(戸牧)から(仮称)豊岡北JCT・IC(新堂)を結ぶ延長5.1kmの道路です。完成後は、医療、経済、観光、交流、災害など、幅広い分野での効果が期待されています。
起工式には、関係者約120人が出席し、早期完成や工事の安全を祈願しました。関貫市長は式典のあいさつで、国に早期全線開通に向けた事業推進を要望した上で、出席した地元関係者に向けて「この道路はこの先の何世代にも渡って受け継がれていく『命と交流、危機管理の道』。ぜひとも、円滑な事業進捗(しんちょく)に格別の協力をいただきたい」と話しました。
問合せ:建設課
【電話】29-0010
■コウノトリ但馬空港の利用状況がコロナ禍前と同水準に回復。9・11月は過去最高
2023年4月から12月までの但馬伊丹路線利用者数は3万1051人、※利用率は64.2%となり、コロナ禍前の19年度と同水準まで回復しました。
特に9月は豊岡演劇祭や永楽館歌舞伎の開催、11月はカニシーズンの到来と共に利用が増え、利用者数はそれぞれ、3853人、3906人で、9月期、11月期としては過去最高を記録しました。市では、兵庫県ならびに但馬空港推進協議会と連携して、引き続き利用率70%を目指し、利用促進に取り組んでいきます。
また、航空運賃助成手続きについて、12月1日からスマホやパソコンでオンライン申請ができるようになりましたので、利用してください。
※利用率…航空機に搭乗した旅客数を座席数で割ったもの
問合せ:都市整備課
【電話】23-1712
■能登半島地震の被災地に給水活動支援のため市職員を派遣
日本水道協会兵庫県支部からの要請により、能登半島地震の被災地である石川県鳳珠郡穴水町(ほうすぐんあなみずまち)に1月7日から11日まで水道課職員を派遣しました。現地では3人体制で給水車(4トン)1台とワゴン車1台を活用して給水活動を行い、活動期間中、派遣職員を1度入れ替えました。帰任した職員は「余震が続いており、被災者の方々は不安な日々を送られていました。避難生活が長期化しそうで、継続した支援体制が必要だと感じました」と話しました。
今後、兵庫県および本市は、被災自治体と支援する都道府県等をペアにする「対口支援(カウンターパート)」方式により、石川県珠洲市を支援することとなっており、要請に基づき保健衛生活動や避難所運営支援、家屋被害調査にかかる職員等を派遣する予定です。
問合せ:
・危機管理課【電話】23-1111
・水道課【電話】22-5377
■令和6年能登半島地震に係る災害義援金を募集しています
1月1日に発生した地震により、石川・富山・新潟県などで甚大な被害が発生しています。
本市では豊岡市区長連合会と合同で、能登半島地震により被災された方々の生活再建を支援するため、募金箱を設置し、義援金を募集しています。
設置場所は本庁舎1階の総合案内、立野庁舎および各振興局窓口です。
また、豊岡市区長連合会が、全区の区長を通じて、隣保回覧などにより本市との連名で1月末から市内全世帯に義援金の協力を呼び掛けています(強制ではありません)。
市民の皆さん、被災地への温かい支援をよろしくお願いします。
問合せ:総務課
【電話】23-1116
■市政ニュース
《主な市政の動き》
[12月]
▽16日
・北近畿豊岡自動車道「豊岡道路(II期)」起工式
▽17日
・史跡「但馬国分寺跡第44次調査」現地説明会
▽18日
・日本郵便が出石・但東でドローン配送試行を実施
▽21日
・竹野駅前広場および駅舎イルミネーションライトアップ(1月末まで)
▽27日
・豊岡市スポーツ賞表彰式
[1月]
▽1日
・能登半島地震にかかる警戒対応(~2日)
▽4日
・市役所仕事始め式
・豊岡市功労者表彰式
▽7日
・能登半島地震に伴う給水応援職員の派遣(石川県穴水町)
・豊岡市はたちを祝う会
▽9日
・中小企業者省エネリフォーム支援補助金事前受付開始(~2月26日)
・自動録音機能付電話機等の購入補助受付開始(~2月9日)
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