■竹野のきれいな海と海岸からごみをなくすために
◇竹野海岸を美しくする会 田中益夫(たなかますお)さん
竹野町在住。退職後、友人に誘われて竹野海岸を美しくする会に2020年に入会し、竹野の海岸や周辺緑地等の環境整備を行う。また、孫の誕生を機に雪だるま作りをはじめ、最近は、大きな雪像も作り、竹野地域の冬の風物詩となっている。
竹野海岸を美しくする会は、竹野浜等の海岸のごみ回収や遊歩道の清掃・緑地の剪定(せんてい)等を行っています。冬場など活動できない時期もありますが、毎月第3土曜日の朝、20人ほどで浜のごみ拾いを行っています。
海岸付近で回収しているごみは、大きなものでは流木や発泡スチロールの板、長い漁網など、小さいものでは、ビニール袋やペットボトルの蓋(ふた)などがあります。ごみは1m以内の大きさに切って焼却場へ持って行き処分しています。
また、冬は自宅前で、漂着物を利用して雪だるまと雪像を作っています。「今年も見ることができてよかった」「雪が降ると楽しみにしています」と声を掛けられることもあり、励みになっています。
私たちがごみ拾いをしなくても、白砂と透明な海水が自慢の海や海岸がいつもきれいであってほしいと願っています。そのためには皆さんにも、目に付いたごみは素通りするのではなく、一つでも拾ってもらえるとうれしいですね。
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