この人キラリ No.07

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■「たんとうチューリップまつり」でつながるさまざまな出会い
◇たんとうチューリップまつり実行委員長
霜倉　和典(しもくら　かずのり)さん
但東町在住。「たんとうチューリップまつり」をはじめ、地域活性化のためさまざまな事業に携わる。1972年に就農し、現在は農業生産法人「あした」代表取締役のほか、資母まちづくり協議会会長、但東シルクロード観光協会長などを務める。2018年黄綬褒章受章。

たんとうチューリップまつりは、1992年、球根を作る農家が集まり、地元の人に見てもらうために花畑を作ったことが始まりです。チューリップで絵を描いたところ大きな話題となり、たくさんの人が詰め掛けました。大きなイベントに育ったまつりは今年で33年目を迎えます。
開園したのに急な寒波で期間中花が咲かなかったり、早く咲きすぎたり、自然相手のトラブルがたくさんありました。続けてこられたのは、誰に言われたのでもなく、自分たち自身がはじめたことだから。それと、お客さんからの「きれい」「楽しい」の言葉。子どもたちが会場で走り回っている姿を見ると、やってよかったと毎年思います。
イベントをすることで、周辺も生きてきます。地域の活性化につながり、また、但東の奥でやることで、豊岡や出石、そこまでの道のりもにぎわいます。
今年も4月上旬から開催します。スタッフ一同、いろいろな出会いを楽しみに、お待ちしています。
(本紙15ページに関連記事を掲載)