■一般会計予算は482億4,000万円、2.3%の増
2024年度予算は、人々の暮らしを支えることを市政の基本としながら「次への一歩・DXと共創のまちづくり~主人公は市民~」と銘打ち編成しました。福祉や教育、土木など市の基本的な行政運営経費を経理する一般会計は総額482億4千万円、前年度当初予算と比較して2.3%の増としました。
◆歳入の内訳
◇障害福祉施設整備等に充てるため繰入金5億円の増
医療的ケア児等に対応した施設整備の補助等に充てるため、基金等の繰入金は5億964万円(19.9%)の増、また定額減税等により市税は3億7,100万円(3.8%)の減としました。
なお、市政推進のため必要不可欠な事業予算を計上しましたが、歳出に見合う財源が不足したため、財政調整基金から15億円を取り崩し、収支均衡を図っています。
◆歳出の内訳
◇(仮称)竹野学園の整備等に伴い教育費が6.6億円の増
総務費は、公共施設包括管理事業費等の増加により3億9,620万円(5.8%)の増、教育費は、小中一貫校整備事業費等の増加により6億5,597万円(12.1%)の増としました。
一方、農林水産業費は、治山事業費等の減額により2億3,901万円(13.5%)の減、公債費は、市債元金等の減額により3億9,037万円(6.4%)の減としました。
◆一般会計当初予算の推移(過去10年間)
過去10年間では、14年度から16年度まで北但ごみ処理施設整備等により予算額が増加しました。21年度も子育て支援総合拠点等整備等により予算額が増加、22年度は減額になりましたが、23年度は新文化会館整備等、24年度は(仮称)竹野学園の整備等により、2年連続増加しました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>