都市部から地方への移住を促進する国の制度「地域おこし協力隊」。個性溢れる隊員自らが活動を紹介するシリーズ!
◆vol.36 陶芸で豊岡市を盛り上げたい!
津村佳奈子(つむらかなこ)
大阪府出身。陶芸歴7年目。「〇〇焼」というものにこだわらず、綺麗な色やときめく形を追求して作品を作っている。今までにルクア1100や京阪百貨店、阪急うめだ本店に出店。
◇豊岡に移住した理由
「豊岡が好き!」というのが移住した一番の理由です。食べ物が美味しく、私にとって最高の癒しである温泉があり、何より人が優しくて面白い人が多いと感じました。今は休みの日は海鮮を食べたり、温泉に行ったり心穏やかな日々を過ごしています。起業型の地域おこし協力隊として大好きな豊岡に移住することができ、本当に幸せです。
◇豊岡で取り組みたいこと
一つ目は「空き家を活用したお店作り」です。アトリエとギャラリー、自分で作った器で料理を提供するカフェを竹野町でオープンしようと計画しています。関西や全国からお店を目掛けて豊岡に来ていただき、豊岡の魅力を広め、また旅行に来たい、移住してみたいと思ってもらえるきっかけを作っていきたいです。
二つ目は「子どもの陶芸教室」です。お店のギャラリー部分で、子どもたちがお小遣いで参加できるような陶芸教室を開催したいです。テーマは設定せず、自分が作りたい物を作り、出来上がったらなぜこれを作ったのかを発表してもらおうと考えています。学校で学ぶことの多くは正解があると思いますが「正解がない」ということを知ってもらえる場にしたいです。また、発表してもらうことで、自分の意見を話すことが楽しいと思ってもらえる場にしたいと考えています。
三つ目は「豊岡の飲食店向けの器作り」です。飲食店の美味しい料理がより映えて美味しく感じてもらえるよう、器の提案をしたいと思っています。「豊岡の飲食店は料理が美味しいし、器が素敵なお店が多い」と世間的に認識していただくことが目標です。
他にも取り組みたいことがたくさんありますが、まずはアトリエとお店作りに取り組みたいです。お店がオープンしたら、器を見に来ていだけるとうれしいです。
問合せ:地域づくり課
【電話】21-9096
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