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クローズアップ豊岡(16)ー地域おこし協力隊紹介~私と活動と、時々、暮し~ー

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兵庫県豊岡市

都市部から地方への移住を促進する国の制度「地域おこし協力隊」。個性溢れる隊員自らが活動を紹介するシリーズ!

◆vol.38「日本一浴衣の似合うまち」を目指して
松井未季(まついみき)

大阪市出身。学生時代に10代目城崎温泉観光大使を務めたことをきっかけに、城崎が好きになる。大学卒業後は呉服メーカーに就職したのちライブ配信者として独立。現在は地域おこし協力隊と兼業してライブ配信者としても活動。

◇私を救ってくれたまち
移住前の私の職業は「ライブ配信者」。いわゆるネットアイドルのようなもので、配信上のファンの方からの応援(投げ銭)で生計を立てていました。当時のライブ業界では毎日・長時間配信が当たり前。多い日には1日19時間以上の配信をしていたため、プライベートはほとんどありませんでした。自分のファンがいるキラキラとした業界である反面、誹謗中傷や嫌がらせなどによりストレスを感じることもありました。そんな時に訪れたのが、城崎温泉でした。城崎の美しい景色、温泉、温かい地域の人々に触れていると、何気ない日常の幸せを感じることができ、自然と「このまちに住みたい!」と思い、移住しました。

◇城崎温泉での活動
地域おこし協力隊として主に2つの活動を行っています。
1つは、城崎温泉の情報発信です。(一社)城崎温泉観光協会の広報担当として、城崎温泉の公式SNSを運用しています。城崎温泉の魅力を海外にも発信できるように、ショート動画の作成や英語での投稿も行っています。
2つ目は『Yukata mamire(ゆかた まみれ)』の運営です。城崎温泉は「浴衣が似合うまち」として知られており、旅館の浴衣で外湯巡りをするのが定番の楽しみ方です。一方で、日帰り旅行者やゲストハウス宿泊者は、気軽に浴衣で外湯巡りをする機会がありません。そこで、地元の方と協力し「誰もが気軽に浴衣で外湯巡りができたらいいな」という思いで、外湯巡りに特化した浴衣のレンタル店『Yukata mamire』を今年4月に立ち上げました。まだお店を立ち上げたばかりで右も左も分かりませんが、日帰り旅行のお客様がYukata mamireの浴衣を着て外湯巡りをしていただくことがとても幸せです。「城崎温泉に来たら浴衣に着替えるのが当たり前」という浴衣文化をつくり、城崎温泉を「日本一浴衣の似合うまち」にしたいです!

問合せ:地域づくり課
【電話】21-9096

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