脱炭素を推進するため、身近な環境問題と家庭でできるエコ活動を紹介します。
■第21回この暑さは特別なの?
答えは「いいえ」です。国連のグテーレス事務総長は、昨年7月に「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と発言し、危機感を示しました。世界各地で7月の平均気温が過去最高を更新し、熱波や干ばつなどの被害が拡大しています。気象庁は今年も暑い夏になると予測されてます。これらの現象は偶然や確率のものではなく、世界中の科学者が警鐘を鳴らすとおりになっています。
◇少しのエコの積み重ねを
「地球沸騰化」を食い止めるには、何をすればいいのでしょうか?大切なことは、一人一人が環境意識を持ち、生活における選択や行動を少しエコに変えることを、毎日コツコツとやり続けるということです。
◇無理なくできるエコなこと
SNSでは、ちょっとしたエコな行動がたくさん発信されています。
「日が差す日中を避け、朝の涼しい時間を有効に活用する」「冷房は地域でも家の中でもできるだけ1カ所でシェアする」「冷たい水道水を溜めて足を冷やす」など、暑さを我慢するのではなく、発想を変えて無理をせずにできるエコな行動がたくさんあります。
皆さんが少しでも多くエコな行動を知り、エコな行動を数多く積み上げていくことこそが、地球や未来を守ることにつながります。
一人でも多くの方がエコな行動を積み重ねてくれることを心から願っています。
(NPO法人暮らしのエコをすすめる但馬の会)
問合せ:コウノトリ共生課脱炭素推進室
【電話】21-9136
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