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市政ニュース(3)ー市政の動き 6月定例会報告 市長総括説明から(2)ー

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兵庫県豊岡市

■人生を楽しみお互いを支え合うまち
◇社会教育基本計画の策定
人口減少や少子高齢化および価値観の多様化などにより、社会情勢の変化に応じた社会教育を進めていく必要があります。
本市では社会教育の目指す姿や行政の果たす役割を示すため「社会教育基本計画」の策定を進めています。
市民・有識者などで構成する策定委員会で協議いただき、基本理念を「学びや活動による『自分づくり・生きがいづくり・つながりづくり・まちづくり』の推進」としました。4月にパブリックコメントを実施し、現在、策定に向けて最終調整を行っています。

◇新文化会館整備事業
建築工事の入札が不調となり、23年度内の工事契約ができなくなりました。
本事業の推進にあたっては、現豊岡市民会館の老朽化状況などから判断して、当初の方針どおり進めていきたいと考えています。
具体的な事業スケジュールの把握や発注方法の検討など、事業を取り巻く現状を的確に把握するため、サウンディング型市場調査を実施します。併せて、工事費用の再積算を行い、それらの結果を踏まえて今後の進め方を検討し、適切に対応していきます。

■市政の運営
◇「豊岡市地方創生総合戦略」の策定
第2期豊岡市地方創生総合戦略は、今年度中に第3期の戦略を策定することとしていました。
しかしながら、市政の最重要課題である人口減少対策をより効率的・効果的に推進するため、計画期間を1年延長し、25年度中に、26年度からの「後期市政経営方針」と一体的に第3期総合戦略の検討を進めることとします。
策定にあたっては、国のデジタル田園都市国家構想総合戦略を踏まえ、本市の魅力向上につながる施策や、市民の皆さんが愛着を持って住み続けられる持続可能な施策を検討していきます。

◇ジェンダーなど多様性をテーマにした豊岡市オリジナル絵本制作
昨年度、本市出身の絵本作家羽尻利門(はじりとしかど)氏に作画を依頼した絵本は、7月下旬に完成予定です。
8月には、読み聞かせや、ジェンダーや多様性について考えるトークショー、原画展示などの内容で絵本完成発表会を計画しています。これらを通して、子どもに関わる大人がジェンダーや多様性教育の重要性について理解を深めるとともに、子どもたちに他者理解、自己理解を促すことや、性別にとらわれず夢を持ち、実現に向けてチャレンジできる環境づくりにつなげていきたいと考えています。

◇市民との共創によるまちづくり
第5次豊岡市行財政改革大綱の5つの柱のうち(1)公共サービスが多様な人たちによって創造されている(2)多様な市民の思い・願いが尊重されている|を実現するため、新しい手法で市民との共創を進めていきます。
まず、本市の取組みや課題を市民の皆さんと共有し、解決策を考える『自分ごと化会議』を開催します。今年度は「バス交通をリデザインする〜誰もが気軽に移動できる地域を共に考える〜」をテーマに7月と9月に開催し、路線バス、スクールバスなどによる市民の皆さんの移動に係る課題を、無作為抽出で選ばれた30人程度の市民の皆さんと共有し、共に解決策を考えます。
また、豊岡スマートコミュニティ推進機構では、市民の「この地域のために、これをやりたい」という「Will(ウィル)」を支援するためのイベント「第1回みんな・エール」を4月に実施されました。市民の皆さんや市内の高校生など36人が集まり、プレゼンター2人の「Will」を応援するためのアイデア出しや仲間づくりが行われました。
さらに、ドローンなどにより地域の拠点に運ばれた荷物の個人宅などへの配送方法に関し、社会的処方(人のつながりを処方し、元気な地域をつくる仕組み)などの観点も踏まえ、但東地域の有志の皆さんと日本郵便・総務省・兵庫県・本市などが一体となり、社会実験としての配送プランづくりに取り組んでいきます。

※市ホームページに「市長総括説明」の全文を掲載しています。

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