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自治体の皆さまへ

クローズアップ豊岡(14)ー地域おこし協力隊紹介~私と活動と、時々、暮し~ー

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兵庫県豊岡市

都市部から地方への移住を促進する国の制度「地域おこし協力隊」。個性溢れる隊員自らが活動を紹介するシリーズ!

◆vol.39 買い物支援コーディネーター
中沢佑允(なかざわゆうすけ)
京都市西京区出身。
京都での社会人経験を経て2023年11月豊岡市へ移住。現在「買い物支援コーディネーター」として豊岡市社会福祉協議会と協働し、買い物のあり方を中心とした地域課題の解決のために日々奔走中。

◇「買い物支援コーディネーター」って?
初めて出会う方々に「買い物支援の取組みを豊岡で行うために京都から来ました!」と自己紹介をすると「移動販売や買い物代行みたいなこと?」とよく聞かれます。現在、多くの地方では「買い物困難者」への支援対策は大きな社会課題となっています。要因はさまざまで、需要減による店舗の撤退、免許返納後の移動交通の問題や担い手不足などが挙げられます。買い物支援コーディネーターの仕事は「豊岡の今ある社会資源をいかしながらつなぎ合わせ、地域の買い物課題の解決にあたること」です。

◇『ない』から『ある』へ
着任してまず始めたことは豊岡を知るために車や足を使って、各地域を回ることでした。京都の街中から来た私にとって最初は驚きの連続で「人がいない」「お店がない」と『ない』ことばかりに目がいく毎日でした。しかし、今では「豊岡の未来を想う人たちがいる」「美しい自然や食べ物がある」「コミュニティの力がある」と『ある』ものを次々と見つけられるようになりました。見つけた多くの宝物(人、モノ、気持ち)をつなぐお手伝いをしながら、地域に新しい価値とサービスを生み出せる活動をしたいと思っています。
地域の特性にマッチした買い物支援は大変難しい課題ですが、チャレンジし続けていきます。私の顔を見かけたら、ぜひ、声を掛けてください。

◇お知らせ
市内を中心とした企業・市・豊岡市社会福祉協議会で地域の買い物課題を共有・必要な取組みを検討する場として『豊岡市買い物支援ネットワーク』を形成しています。私たちと一緒に買い物課題について考えていただける企業を随時募集しています。気軽に連絡してください。

問合せ:地域づくり課
【電話】21-9096

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