■森林環境譲与税を活用しています
本市は、面積の約8割を森林が占める森林資源豊かなまちです。
一方、日本全体の課題として、山林所有者の高齢化や木材価格の低迷、林業従事者の減少などにより、手入れされない森林が増えています。
このようなことから、森林整備を行うための財源を確保するため、2019年度に「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」が施行されました。
市内の森林・林業の多様な課題に対応し、森林の持つ多面的機能を発揮していくためにも、森林環境譲与税を活用した森林整備をはじめ、林業従事者の育成や木材利用に関する施策を実施していきます。
本市への譲与額や、これまで譲与税を活用して行った事業の内容については、市ホームページで確認してください。
◆森林整備の実施例(2024年3月末時点)
◇緊急度の高い危険木の伐採や小規模な森林整備への補助
年度:2021年度~
地域:市内21地区(累計)
◇手入れの遅れた人工林を対象に間伐等の森林整備を実施
年度:2019年度~
地域:但東町坂津地内
面積:約10ha
◇雪害倒木により停電が発生した地域の電線周辺の危険木の伐採への補助
年度:2023年度~
地域:竹野町須野谷、下村、大森地内
伐採本数:274本
◆新たな取組み
◇野生動物被害を軽減するための森林緩衝帯(バッファーゾーン)整備への補助
年度:2024年度~
問合せ:農林水産課
【電話】23-1127
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