脱炭素を推進するため、身近な環境問題と家庭でできるエコ活動を紹介します。
■第23回「プラントベースフード」って何だろう?
皆さんは「プラントベースフード」という言葉を聞いたことはありますか。
◇植物性由来の原材料
「プラントベースフード」とは、Plant(植物)とBased(由来)を組み合わせた造語です。大豆や小麦などの植物性由来の原材料を使用し、肉や魚、乳製品といった動物性食品の味わいを再現した食品のことを指します。以前「代替肉」について取り上げましたが「プラントベースフード」は肉だけでなく、水産物や乳製品などに似せて作られた食品も含まれるのが特徴です。
世界的な人口増加や環境問題、健康志向などを理由に、近年、欧米を中心に需要が増加しており、日本でも関心が高まってきました。
本市においても、日高神鍋観光協会サステナブルツーリズム委員会が2023年1月に宣言した「神鍋高原ゆきみらい100年宣言」の「サステナブル(持続可能)な観光地づくり」の取組みとして「プラントベースフード」のメニューを提供する宿や飲食店が増えています。
◇地球環境のためにできること
以前「身体にいいものを食べると地球環境も良くなる」ことをお伝えしましたが「プラントベースフード」はCO2排出抑制にもつながります。
「プラントベースフード」を食べることは、私たちが地球環境のためにできる環境行動の一つです。
まずは、サステナブルな食品である「プラントベースフード」を知るところから、地球環境を考えてみませんか。
NPO法人 暮らしのエコをすすめる但馬の会
問合せ:コウノトリ共生課脱炭素推進室
【電話】21‒9136
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