この人キラリ No.17

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■地元の野菜でつながりの強い地域づくり
◇コミュニティ城崎　まちのつながり部　部長　今井大介(いまいだいすけ)さん
城崎町在住。コミュニティ城崎の活動に加え、朝市から派生したフードロスを考える「地産地消プロジェクト」や、城崎地域の未来に向けたまちづくりを担う「北但大震災復興100年記念プロジェクト」など、多様な活動に参加しながら、地域とのつながりを築いている。
・朝市Facebook　※本紙の二次元コードを読み取りご確認ください。

城崎温泉の駅通りでは、毎週土曜日に「湯ったり朝市」を開催しています。主に城崎の内川地区で作られた新鮮な野菜を出品し、地元の方に喜ばれています。内川地区は城崎の端に位置し、まちを一つの旅館で例える表現で言えば縁側にあたると思います。
朝市を始めたのは、内川地区の採れたて野菜で温泉街の皆さんと交流したいと思ったことがきっかけでした。私も含めた生産者の会がコミュニティ城崎と協力して平成29年に立ち上げ、今では地元の方と生産者が調理法を楽しく話している姿も見られ、朝市をきっかけに地域間のつながりが築けていることを実感しています。
現在は、旅館と生産者と市がワンチームとなり、城崎産野菜をフードロスなく提供する仕組みづくりにも取り組んでいます。地元野菜のバトンで生まれた交流から、さらに先のまちづくりへ。出会いとつながりを大切にしながら、今後も地域の一助になっていければと思います。