消費者トラブルちょっと待った!ーかしこい消費者になろうー

13／34

■「不正利用かも!?」
～クレジットカードの利用明細は必ず確認しましょう～

◇事例
クレジットカード会社から代金の引き落としができていないと確認の電話があり、慌(あわ)てて利用明細を確認すると、50万円以上の心当たりのない請求があった。

◇ちょっと待った!
クレジットカード会社から利用した覚えのない請求があったという相談が増えています。
不正利用が疑われる場合、早急にカード会社に連絡するのが原則です。しかし、利用明細を長期間確認していなかったために、カード会社への連絡が遅れ、補償を受けることができなかったというケースがあるので、注意が必要です。
[不正利用の確認方法]
(1)利用日と金額
「利用日」と「利用金額」からどこで何に使ったか」を確認しましょう。
(2)家族の利用の有無
身に覚えのない請求でも、ご家族が購入した可能性があるので確認しましょう。
(3)店舗と支払先名
店舗によっては、店舗名とカード会社登録名が違うことがあります。請求のあった店舗名でネット検索をしたり、店舗に問合わせて確認しましょう。
※(1)～(3)を確認しても、利用した覚えがない時は、すぐにカード会社に連絡しましょう。

[トラブルにあわないために]
・利用明細は必ず確認しましょう
クレジットカードを利用した際の伝票や注文確認メール等は保管しておき、日付や金額等を利用明細と突き合わせて確認しましょう。
・早急にカード会社に連絡しましょう
不正が疑われる場合は、早急にカード会社に連絡しましょう。補償を受けるには、期限内の連絡が必要です。一般的に、クレジット会社へ連絡をした日からさかのぼって60日以内の損害が補償されます。

問い合わせ先：消費生活センター
【電話】43・7067【FAX】43・6810