令和4年度決算(3)

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■財政状況
市の財政状況を分析するうえで用いられる指標には、次のようなものがあります。
(1)経常収支比率(普通会計ベース)
経常的な経費(人件費、公債費など)に経常的な収入(市税など)がどの程度充当されているかを表した指標です。この比率が低いほど、市が自由に使えるお金の割合が多く、市民の新しいニーズに応えていく余力があることを表します。
(2)実質公債費比率
市の借入金の返済額の大きさを、市の財政規模に対する割合で表した指標です。この比率が高いほど借入金返済の負担が大きいことを表します。
(3)将来負担比率
市の借入金など現在抱えている負債の大きさを、市の財政規模に対する割合で表した指標です。この比率が低いほど将来負担が少ないことを表します。

令和4年度決算に関する詳細は、市のホームページで公開しています。
◎赤穂市ホームぺージ
【HP】https://www.city.ako.lg.jp/soumu/zaisei/2022kessan.html

■病院事業の決算
経営の状況を表す収益的収支については、総収入95億5,513万円、総支出93億615万円、純利益2億4,898万円となり、2年連続の黒字決算となりました。
資本的収支は、企業債などの収入8億6,614万円に対し、医療機器整備や企業債償還などの支出13億1,823万円となり、不足分の4億5,209万円については、一時借入金で措置しました。

◇収益的収支(消費税抜)

■介護老人保健施設事業の決算
経営の状況を表す収益的収支については、総収入2億7,989万円、総支出3億3,456万円となり、5,467万円の純損失となりました。
資本的収支は、一般会計出資金などの収入6,271万円に対し、企業債償還金などの支出6,679万円となり、不足分の408万円は過年度分損益勘定留保資金で補てんしました。

◇収益的収支(消費税込)

■上下水道事業の決算
▼水道事業
経営の状況を表す収益的収支は、総収入が9億7,626万円、総支出が10億1,032万円で、3,406万円の純損失となりました。
資本的収支は、企業債などの収入3億5,743万円に対し、建設改良工事などの支出5億9,389万円となり、不足分の2億3,646万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしました。

◇収益的収支(消費税抜)

▼下水道事業
経営の状況を表す収益的収支は、総収入が17億5,831万円、総支出が21億318万円で、3億4,487万円の純損失となりました。
資本的収支は、企業債などの収入26億1,073万円に対し、整備工事などの支出が29億2,087万円となり、不足分の3億1,014万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしました。

◇収益的収支(消費税抜)