偽(にせ)のセキュリティ警告を表示してプリペイドカードで支払わせる、いわゆる「サポート詐欺」の被害が、最近市内でも多発しているため、2022年11月号の記事を再度掲載します。
詐欺の手口を理解し、被害を未然に防ぎましょう。
■ニセ警告にご注意!
~偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで!~
◇事例
突然、パソコン画面に有名企業を名乗るセキュリティ警告と電話番号が表示された。表示された番号に電話をすると、相手からソフトをインストールするよう指示された。指示どおりにすると、パソコンが遠隔操作され、「パソコンがウイルスに感染している。緊急を要する」と言われ、サポート費用をコンビニでプリペイドカードを買って支払うよう指示された。
◇ちょっと待った!
「パソコンがウイルスに感染している」など偽の警告画面を表示して電話をかけさせ、ソフトの購入や有償サポート契約に誘導する手口です。誰でも遭遇する可能性があるので、注意が必要です。
◇トラブル防止のポイント
(1)電話をかけてはいけません!
電話番号が記載されている警告は「ニセ警告」です。
(2)プリペイドカードの番号を伝えてはいけません!
番号だけで利用できる「プリペイド型電子マネー」は、相手に一度番号を伝えてしまうと、相手に使用されてしまい、お金を取り戻すことは困難です。
(3)見慣れない警告表示に従わない!
あらかじめ信頼できるセキュリティソフトなどを導入し、セキュリティを高めましょう。
突然、警告画面や警告音が出ても、落ち着いて対処しましょう。
偽の警告画面を閉じるだけで問題は解消されます。画面が消せない場合は、ブラウザを強制終了するか、パソコンの電源を切りましょう。不明な点は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に問い合わせてください。
問合せ:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)情報セキュリティ安心相談窓口
【電話】03・5978・7509【E-mail】anshin@ipa.go.jp
※受付時間…午前10時~正午/午後1時30分~午後5時(土日・祝日・年末年始は除く)
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問い合わせ先:消費生活センター
【電話】43・7067【FAX】43・6810
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