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令和5年度決算(2)

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兵庫県赤穂市

■一般会計
一般会計の決算収支は、歳入233億9,717万円、歳出229億7,639万円で、歳入・歳出の差引き額から翌年度に繰り越すこととなった財源を差し引いた実質収支は3億3,623万円となりました。

◇歳入
歳入決算は、前年度と比べ4.6%の減少となりました。主な特徴は、市債管理基金繰入金の皆減などにより繰入金が47.8%の減、赤穂ふるさとづくり寄付金などの寄付金が34.3%の減となっています。
自主財源(市税など市が独自で収入することができる財源)の歳入全体に占める割合は、前年度比1.4ポイント減少し46.3%です。この割合が高いほど多様な行政サービスを提供していくうえで、より自主的かつ安定した事業を展開することができます。

〔歳入総額〕233億9,717万円
自主財源:108億3,354万円(46.3%)
依存財源:125億6,363万円(53.7%)

◇歳出
歳出決算は、前年度と比べ3.9%の減少となりました。主な特徴は、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業の終了などにより農林水産業費が52.1%の減、あこう地域応援プレミアム付商品券事業の終了などにより商工費が37.7%の減となっています。
道路や公園等の建設事業に使われる投資的経費は、34.0%の増となりました。人件費、扶助費、公債費といった義務的経費の歳出総額に占める割合は48.8%となっています。

■特別会計
特別会計は、特定の収入をもって特定の支出に充てるために、一般会計と区別して経理する会計で、赤穂市では、5つの特別会計があり、令和5年度決算は次のとおりです。

■市債(借金)
住みよいまちづくりを進めるために、道路や公園などの生活環境施設や、学校などの教育施設を積極的に整備していますが、単年度の市税等だけでは、これらの財源をまかないきれません。
また、これらの事業効果は将来にも及ぶものであり、将来の世代との負担を均等にすることからも、必要な財源の一部を市債として借り入れ、後年度に市税等で償還(返済)しています。市債残高(一般会計)の状況は右のとおりです。

■基金(貯金)
事業の推進、財源調達のために必要な資金を積立てて運用する基金等(一般会計・特別会計)の状況は、右のとおりです。
基金残高は、財政調整基金に、4億9,477万円を積み立てたことなどにより、60億4,822万円となり、4年連続の増加となっています。

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