消費者トラブルちょっと待った!ーかしこい消費者になろうー

10／37

■知らないうちに子どもが課金!?
～子どものオンラインゲーム無断課金にご注意～

◇事例解説
「スマートフォンを小学生の娘に貸したところ、無断でゲーム課金してしまった」など、子どもが無断でオンラインゲームに課金してしまったという保護者からの相談が多く寄せられています。特に、スマートフォンやタブレット端末での小・中学生の無断課金に関する相談が目立ちます。
未成年者(18歳未満)が保護者の同意なく契約した場合、民法上はその契約を取り消すことができますが、保護者のアカウントで課金した場合は、アカウント所有者である保護者が決済を行ったとみなされ、未成年者取消しに応じてもらえない場合があるので注意しましょう。

◇ちょっと待った!
ートラブルにあわないためにー
・保護者のスマホで遊ばせる場合は、保護者のアカウントは必ずログオフしましょう。
・保護者の古いスマホや子ども専用のスマホで遊ばせる場合は、子ども専用のアカウントを作成し、※「ペアレンタルコントロール」機能を利用しましょう。
・アカウント決済とキャリア決済のそれぞれに、決済時の承認(パスワード、指紋認証、顔認証)を設定しましょう
・クレジットカード、キャリア決済を適切に管理しましょう。
(子どもが保護者のクレジットカードを無断で使用した場合、保護者はクレジットカードの管理責任を問われます)
・日頃から、アプリストア運営事業者の決済完了メールやクレジットカード、携帯電話料金の明細を確認しましょう。
・子どもと一緒に、無料で遊べる範囲を確認し、ゲーム課金についてルールを決めておきましょう。
※「ペアレンタルコントロール」とは、保護者が青少年の発達段階に応じてネット利用を適切に管理することで、この機能で、アプリのダウンロードや課金を承認制に設定できます。

問い合わせ先：消費生活センター
【電話】43・7067【FAX】43・6810