短期集中通所型サービスで、元の暮らしを取り戻しましょう!!

2／37

足腰が弱ってフレイル(虚弱)状態となり、通所型サービス(デイサービス)の利用を希望する人には、自宅で取り組む運動や生活の工夫を、リハビリ専門職と利用者が一緒に考える「短期集中通所型サービス」の利用をお勧めしています。
「外出回数が減って足が弱ってきた」、「趣味や外出を楽しみたいけど高齢になってきたので自信がない」と思われる人の多くはフレイル状態であり、日々の活動量を上げていくことで、フレイル状態を改善できる可能性があります。「弱ってきた…」と諦(あきら)めることなく、介護保険サービス以外の多様な方法も考えながら、“自信”と“自分らしい暮らし”を取り戻していきましょう。
対象者：
・要介護認定の「要支援1または2」の認定を受け、初めて通所型サービス(デイサービス)の利用を希望する人
・65歳以上で基本チェックリストにより生活機能の低下が見られた人(事業対象者)
利用料：無料
実施内容：
・自宅での過ごし方など生活に関する相談
・自宅で毎日取り組む運動やストレッチの指導
・(該当者のみ)食生活や口腔ケアに関する助言

■短期集中通所型サービス体験談～岡本さん(92歳)～
家の中で転倒したことをきっかけに要介護認定申請を行い、要支援1の認定を受けました。コロナ禍で外出の機会が減り、気持ちも落ち込みがちであったので、担当ケアマネジャーから、「短期集中通所型サービス」があることを聞き、3か月間(令和5年10月～令和6年1月)短期集中通所型サービスに参加しました。
担当のリハビリの先生に自分の体力と生活に合わせたセルフトレーニングのやり方を教えてもらい、家で毎日体操を続けたことで、「足が軽くなった気がして、歩きやすくなった」と感じるようになり、自宅内を杖なしで歩けるようになりました。また、外出の機会として、生活支援コーディネーターから地域の集まりの場を教えてもらい、月2回参加しています。「体操を自宅で続けることで、歩くことに自信がつきました!!自分に合った運動を教えてもらえて本当に良かったです。」

他の参加者からも「立ち上がるスピードが早くなった」、「歩くときのバランスがよくなった」、「生活の満足度が上がった」という声が聞かれました!!

問合せ：地域包括支援センター
【電話】42・1201【FAX】42・1260