文字サイズ
自治体の皆さまへ

お薬立ちmemo

8/30

兵庫県赤穂市

■皆さんの健康に身近なお薬についてのミニ知識
ー第9回目「保湿剤の種類と使い分け」ー
手足や体がガサガサしてかゆい、指先がパクっと割れて痛いなどの皮膚トラブルは辛(つら)いですよね。最近では、地球温暖化の影響などで冷房等を使用する期間が長くなり、年間を通して室内が乾燥していることが多く皮膚の保湿対策が必要です。
保湿剤には、皮膚の表面に油の膜を張って水分の蒸発を防ぐ「エモリエント」と、皮膚に浸透して水分を保つ「モイスチャライザー」の2種類があり、両方の性質を持ち合わせた製品もあります。

◎保湿剤の種類と特徴

使用量は、塗布後にティッシュペーパーが張り付く程度で、1日2回の塗布が効果的です。年齢とともに皮脂分泌量が減少傾向となり、特に女性は閉経期以降に著減することがわかっています。1年を通じて保湿を継続し、皮膚の健康を保っていきましょう。

◇皮膚乾燥を防ぐ日常生活のポイント
・暖房、冷房使用時には、室内を適度に加湿する。
・入浴時の湯船の温度は40℃以下にする。(熱すぎるお湯は皮膚の脂質を減らし、かゆみが出やすくなります。)
・ボディーソープや石けんを使用の際は、適量を泡立てて使用し、手のひらや柔らかいタオルなどを使って優しく洗う。(強い刺激を避け皮膚のバリア機能を保つ。)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU