全国体力・運動能力、運動習慣等調査から見えるもの

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■調査の目的
この調査は、子どもたちの体力・運動能力等について、全国的な状況を把握・分析し、学校等での取り組みの改善を図ることを目的として、全国の国・公・私立の小学5年生、中学2年生の全児童生徒を対象に国が実施しています。
教育委員会、各学校では、本調査によって児童生徒の体力・運動能力や運動習慣、生活習慣、食習慣等を把握するとともに、子どもたちの体育や健康に関する指導の改善、継続的な検証・改善サイクルの構築を図っています。
※この調査によって測定できるのは、体力・運動能力の一部であり、学校における教育活動の一側面に過ぎません。

■実技調査の結果(偏差値)

▽小学5年生男子

▽小学5年生女子

▽中学2年生男子

▽中学2年生女子

小・中学生ともに、敏しょう性や持久力(運動を持続する力)・投力といった能力が高いですが、「長座体前屈」「上体起こし」の値が下回っており、柔軟性(体の柔らかさ)や筋力などに課題があります。

■養父市の取り組み
▽小学校・義務教育学校前期課程
「養父市小学校準備運動プロジェクト」に継続して取り組んでいます。その準備運動では動物の動きをまねる「動物歩き」を取り入れ、さまざまな運動につながる基礎的な体の使い方を身につけるとともに体幹を鍛えています。今年度は新たな試みとして、市内のこども園で行っている「運動遊び」を取り入れ、より系統性のある準備運動プロジェクトを進めています。

▽中学校・義務教育学校後期課程
学校ごとに、授業の準備運動に体力・運動能力を高める補強運動を取り入れています。特に「柔軟性」を補強するための様々なストレッチやすべての運動につながる巧みな動きを身につけるため、音楽に合わせてトレーニングをするなど、リズム運動やダンスを積極的に取り入れています。
また、ICTを積極的に活用し、子どもたちの動作を動画にして確認させたり、自身の記録の伸びなどを実感させたりしています。

幼児期から遊びを通して運動やスポーツへの興味関心を高め、楽しく体育の授業に取り組むことで、、子どもたちの体力の向上を目指しています。

問合せ：こども学び課
(【電話】664・1627)