市長ふれあい広場

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5月30日、気象庁は観測史上最も早い関西地方の梅雨入り宣言を行いました。台風2号に刺激された梅雨前線は、太平洋沿岸部で集中豪雨を繰り返す線状降水帯を発生させ、河川の氾濫による大水害を引き起こしました。梅雨期から台風接近期にかけ、日本各地で大雨による水害が発生します。いつ何時、養父市でも大雨による水害が発生するか分かりません。安全安心はまちづくりの基礎です。災害への鋭敏な感覚で予防に心がけ、被害の最小化に全力で取り組みます。
令和5年度のタウンミーティング(以下、TM)を始めました。これまで自治協単位として18カ所で開催していたものは、隔年で開催することに変更しました。その代わりに、男女問わず多様な世代から様々な意見、思い等を聴くために、テーマ等を絞って、カフェでおしゃべりをするような雰囲気でワークショップを行います。また、希望する集落における市長の出前講座を日程調整のつく範囲内で行うこととしました。
市は少子化、人口減少という大きな課題、難局と対峙しています。養父市の未来のため、市民全員が総力と英知を結集してこの課題、難題を解決しなければなりません。そのためには、多くの市民からの意見や提言等を市政運営に反映させ、真の市民共同(協働、協同)の機運を高めることが必要です。市民一人ひとりが、この難局を自分ごととして捉え、解決に向けて努力する、そのような市政への関心を高めることができるTMにしたいと考えています。皆さまのご理解とご協力を心より望むものです。

市長　広瀬　栄