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自治体の皆さまへ

令和4年度 決算報告(1)

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兵庫県養父市

皆さまが納める税金や国・県からの補助金は、私たちの生活をよりよくするため、さまざまな形で使われています。
これらがどのくらい納められ、どのように使われているのかを知っていただくために、令和4年度の決算状況をお知らせします。

一般会計は、行政運営の基本的な経費を網羅した会計です。

一般会計歳入総額:192億2,317万円

一般会計歳出総額:182億4,299万円

歳入歳出差し引き9億8,018万円の黒字
うち4億8,000万円を基金に積み立て、残り5億18万円を令和5年度に繰り越し

■一般会計決算
▽歳入
歳入合計は、令和3年度と比べ22億円(10・1パーセント)の減額となりました。これは、文化会館等建設事業費などの減に伴い、市債が減額したことなどによるものです。
国や県の基準により市へ交付される依存財源が73・7パーセントと大部分を占め、依然として足腰の弱い財政構造となっています。このうち「地方交付税」は令和3年度と比べ4・7パーセント減額、「国庫支出金」は新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金の減などに伴い8・2パーセント減額しました。
自主財源は市の基準による独自の収入です。「市税」は、固定資産税が新型コロナウイルス感染症に係る中小企業者等への軽減措置の適用終了などにより増となったことから、市税全体で1・8パーセント増額、「繰入金」は、公共施設等整備基金からの繰入の減などにより35・9パーセント減額、「寄付金」は元気な養父づくり応援寄付金の減などにより53・8パーセント減額となりました

▽歳出
歳出合計は令和3年度と比べ19億円(9・6パーセント)の減額となりました。文化会館等建設事業費の減により「教育費」が12億円(42・7パーセント)減額したことが主な要因です。このほか、「土木費」は、除雪対策事業費の減や旧グンゼ八鹿工場事務所棟・宿泊棟改修事業が終了したことなどにより18・0パーセント減額、「衛生費」は、水道事業会計繰出金の減や公立八鹿病院組合負担金の減などにより13・0パーセント減額しました。
「総務費」は、デジタルヘルシーエイジング事業の実施などにより7・6パーセント増額しました

■特別会計決算
特別会計とは、一般会計とは別に経理を行う会計のことで、国民健康保険特別会計など4会計を設置しています。令和4年度は全ての会計で黒字決算となりました。

■公営企業会計決算
公営企業会計とは、独立採算制を原則とし、企業的特徴の強い事業を行う場合に設置する特別会計のことです。水道事業会計、下水道事業会計ともに、赤字決算となりました。

■会計別決算額

※各項目で端数処理をしているため、差し引きが合わないことがあります。

■市民1人当たりの決算額
830,397円
※令和5年1月1日現在
人口(21,969人)で計算

福祉の充実:217,559円
行政の運営:149,981円
借入金の返済:94,270円
保健・環境等:92,442円
教育文化等:74,228円
道路・都市計画:69,202円
農林業の振興:44,489円
商工観光の振興:28,955円
消防・防災:11,295円
議会・その他:47,976円

問合せ:経営総務課
(【電話】662-3161)

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