来年度から、養父中学校の制服が新しくなります。
同校では昨年度、新制服について検討するため、教員や保護者などで組織する検討委員会を設置。デザインだけでなく、「通気性や耐久性などの機能面」「性の多様性への対応」などの点について検討され、アンケートで生徒の声を取り入れながら、暑さや寒さに対応しやすいブレザータイプに決定しました。
制服の色は、現在の女子のセーラー服から着想を得たブルーグレーを採用。シャツだけでなく、上着やスラックスも自宅の洗濯機で洗濯できるものです。
性の多様性への配慮として、女子の制服は、スラックスとスカートから選ぶことができます。
ブレザーやシャツの胸の部分に施されたエンブレムは、全生徒からデザインを募り、最終的に選ばれた2つのデザインを養父市出身のイラストレーターである余根田直樹さんが仕上げたもの。養父の自然の豊かさ、生徒らが一丸となっている様子を表しています。
11月23日にビバホールで開かれた文化祭で、生徒らに新制服が披露されました。生徒会のメンバーらはステージで新しい制服を身にまとい、「私たちが着ることはない制服だが、後輩の学校生活が充実すると思う」と期待している様子でした。
令和6年度の新入生から新しい制服を着用します。
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