高齢になると、気付かないうちに栄養が足りない状態になることが少なくありません。
若い頃のように、メタボばかりを気にして食事量を減らしたり、野菜ばかりの食生活を続けたりしていると、すぐに低栄養になってしまいます。低栄養で筋肉量が減ると、日常の活動がスムーズに行えなくなります。転倒による骨折のおそれも出てきます。また、免疫力が弱まり、感染症など病気にかかりやすくなり、脳の栄養不足から認知機能にも大きく影響します。
人生の後半を元気に有意義に過ごせるよう、食に関心を持ち、おいしく楽しく食べ続ける工夫が大切です。
■食生活のポイント
(1)欠食しない
一日3食きちんと食べる事が低栄養予防の基本です。
(2)多様な食品をまんべんなく食べる
楽しく栄養をとるための合い言葉「さあにぎやかにいただく」を意識して取り入れましょう。一つの食品群を1点として毎日7点以上が理想です。
昨年市が行った調査で、養父市民は食品摂取の多様性が低く、健康にも影響を及ぼしていることが分かりました。
多様な食品をまんべんなく食べて、健康長寿を目指しましょう。
問合せ:地域包括支援センター
(【電話】662・7603)
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