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【特集】せきのみや子ども歌舞伎(2)

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兵庫県養父市

■もっと知りたい子ども歌舞伎
関係者やファンに支えられ、節目の公演を無事に終えたせきのみやこども歌舞伎。
関わる人たちにそれぞれの思いを聞きました。

▼指導・振付 松竹(株)顧問
水口 一夫さん

▽演じることで得られるもの
子どもたちには、歌舞伎の楽しさ、わかりやすさを伝えたいと思っています。
これまでに教えた子どものことは、全員よく覚えていますよ。稽古を通じて、意思表示が上手くできるようになる子が多いですね。発声の苦手だった子が、主役をやったことで、人前で堂々と話せるようになり、いきいきとした顔を見せるようになったことも。
稽古の途中で泣き出す子もいますが、歌舞伎は「チームワーク」。練習を重ねることで、子どもたちの間に絆が生まれ、よくなっていきます。
伝統や礼儀作法を学ぶことも大切ですが、本当に大切なのは、自分ではない人間を演じることで、人のやさしさ、悲しみ、苦しみを理解できるようになること。僕自身、子どもに教えながら、教わることも多くあります。
歌舞伎は子どもたちにとって、いい勉強になると思います。舞台を見て、「楽しそうだな」「やってみたいな」と思ってほしいですね。

▼葛畑農村歌舞伎伝承会 会長
西村 武さん

▽新たな気持ちで再スタート
毎年子どもたちが、よく頑張ってくれています。
子どもたちが、芸事ができるようになることが魅力ですね。そして、子どもたちの成長が何よりの楽しみ。
今回の公演で、20回目を迎えました。これまでと違い、舞踊が中心の歌舞伎でしたが、お客さんからも大変好評でした。
20回で、一旦の区切り。21回目は、新たな気持ちで再スタートです。これからもできる限り公演を続けていきたいと考えています。

▼せきのみや子ども歌舞伎 OG
中村 優月さん

▽これからも関わり続けたい
着物や歴史文化に興味があり、小学1年生から参加して、中学2年生まで続けました。舞台に立つ経験を経て、たくさんの人の前でも緊張しなくなりました。
少子化で、演者が減っていることが気がかり。春から市外に進学しますが、将来は養父市に帰ってきて、子ども歌舞伎の継承に携わりたいです。

▼保護者の話
年齢に関係なくみんなで集まり、ひとつの作品を作り上げる機会というのはあまりないので、娘にとっていい経験になっていると思います。
黒子として参加していますが、仕事ではない活動の場で、気持ちの良い達成感が得られます。

お姉さんたちの姿を見て、みんなで頑張る力、最後までやりきろうとする力が身についたようです。
公演本番というゴールを目指すことも大切ですが、練習の中で良い見本を見せてもらっています。また、かつらや衣装など、幼い頃から「本物」に触れられることは、大きな魅力です。

■せきのみや子ども歌舞伎に参加しませんか
第21回公演の出演者を4月頃から募集する予定です。
参加条件:
(1)但馬内の小学2年生~中学3年生
(2)稽古を優先し、最後までやり抜く自信のある子
募集人数:10人程度
稽古場所:関宮公民館
参加費:月1000円
公演時期:(予定)12月
指導者:松竹(株)顧問 水口一夫さん

問合せ:関宮地域局
(【電話】667・2331)

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