年末の気忙しい中でしたが、市民生活を支える上で大切な出来事が多くありました。
12月9日には、建て替え工事を進めていた出合診療所が完成し、18日から新しい診療所での診察が始まりました。旧出合こども園の跡地を活用し、感染症にも対応できる近代的な診療所の開設です。地域住民に医療を届けるとともに、人々が集い、懇談し、くつろぎ、安らぎを得られる交流の場となることを願っています。勤務いただいている中村医師、職員に感謝し、新しい診療所でのご活躍を願っています。
10日には、出合診療所からほど近い、葛畑集落の入口、鹿倉口橋の架け替えが完了し、渡り初めを行いました。既設の橋は、幅員が一車線ですれ違いができず、冬季には交差する県道との境目で渋滞が起きていました。四季を通じて多くの人々が訪れる鉢伏高原等へ通じる道路で、住民、観光客等からの改修要望があった交通の課題が解消しました。
出合診療所、鹿倉口橋ともに、地域住民はもとより鉢伏高原、氷ノ山等を訪れる多くの人々の安全と安心を支える大切な社会基盤です。今回の完成で地域経済の活性化と快適な地域づくりが促進されることになります。
市では、市内に数多くある道路や橋、建物などの社会資本(インフラ)を定期的に診断し、適切かつ計画的に維持管理等を行うことにより、施設の長寿命化と安全安心のまちづくりに努めています。
市長 広瀬 栄
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