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自治体の皆さまへ

新年のご挨拶

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兵庫県養父市

■養父市長 広瀬 栄
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、国会議員による政治資金パーティーの問題、ロシア・ウクライナ戦争に加え、イスラエルによるガザ地区での悲惨な争いなど、暗く重苦しいニュースに溢れた年でした。しかし、養父市では明るい話題が多くありました。特に、養父市出身の坂本誠志郎選手を擁する阪神タイガースが日本シリーズを制し、38年ぶりの日本一の座に就きました。坂本選手は、チームの要である捕手として優勝に大きく貢献し、彼の活躍は養父市民に大きな喜び、勇気、挑戦の心を授けてくれました。
持続可能な養父市づくりは、まちづくり計画「やぶ2050・居空間構想」に基づき、着実に進んでいます。少子化、人口減少等の課題は残されており、これらの課題は市の行く手を阻む強固で大きな壁のように思われますが、壁は壊さなければなりません。養父市が行ってきた数々の挑戦的な取り組みは、成果を見せ、壁を壊しつつあります。悲観的に未来を考えることなく、勇気を持って進めば困難を解決できます。
令和6年は、これまでの教育、子育て支援等の施策を継続するとともに、「社会的処方」を取り入れ、健康で快適なまちづくりを進めるため、昨年末に設立を決定した「(一財)医療文化経済グローカル(注)研究所」の活動を本格化します。また、合併から20周年を迎える年でもあり、市を挙げて祝いたいと考えています。
鯉(養父市)は今まさに、一点の空を見つめ、渾身の力を込めて滝を登り、天を駆け巡る龍になろうとしています。令和6年は、市民全員でそのような躍動的な年にしたいと考えています。
市民の皆さまのご健康とご多幸を祈念し、新年のご挨拶といたします。

(注)グローカルとは、グローバルとローカルを合わせた言葉で、「地球規模の視野で考え、地域で行動すること」を言います。

■養父市議会議長 西田 雄一
明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、健やかにて令和6年の新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年中は、皆さまのご支援とご協力により、議会活動に精励できましたこと、市議会議員一同心からお礼申し上げます。
さて、昨年を振り返ると、WBCでは侍ジャパンが世界一、プロ野球阪神タイガースは38年ぶりの日本一、Jリーグではヴィッセル神戸の初優勝、身近なところでは、関宮学園と浜坂中学校合同チームの県大会優勝、八鹿青渓中学校と関宮学園合同チームの近畿大会準優勝など、「われらのチーム」の活躍が勇気と感動をあたえてくれた一年でした。
自身の一年を振り返れば、昨年6月に全国815の市・区で組織する「全国市議会議長会」の副会長に選任され、全国各地の議長や中央省庁の皆さまと地方議会の発展に向け意見を交わす機会を得ることができました。この貴重な経験を今後、養父市議会の発展にも生かしていく所存です。
また、議長として諮問していた次期改選後の議員定数と議員報酬等は、調査特別委員会の最終報告を踏まえ、議員定数は16人、議員報酬は31万円と、現状維持が適切との結論に至りました。なお、増額が必要とされた政務活動費については次期改選までに具体的な額をお示ししたいと考えています。
この10月、今期の市議会議員は任期満了を迎えます。次期の市議会には、若い世代や女性の皆さまにもぜひ参画いただき、多様な人材による市民に開かれた議会となることを期待しています。
結びに、本年が市民の皆さまにとって、希望に満ちた幸せ多い年となりますよう、心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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