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自治体の皆さまへ

令和5年度決算報告(1)

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兵庫県養父市

皆さまが納める税金や国・県からの補助金は、私たちの生活をよりよくするため、さまざまな形で使われています。
これらがどのくらい納められ、どのように使われているのかを知っていただくために、令和5年度の決算状況をお知らせします。

■一般会計歳入総額
209億9,259万円

■一般会計歳出総額
201億2,720万円

歳入歳出差し引き8億6,539万円の黒字
うち3億8,000万円を基金に積み立て、残り4億8,539万円を令和6年度に繰り越し

一般会計は、行政運営の基本的な経費を網羅した会計です。

■一般会計決算
▽歳入
歳入合計は、令和4年度と比べ18億円(9・2%)の増額となりました。地方債(借金)の繰り上げ返済などの財源として基金を取り崩したため「繰入金」が16億円(177・0%)増額、建設事業の財源とする「市債」が5億円(93・2%)増額したことが主な要因です。
国や県の基準により市へ交付される依存財源が69・2%と大部分を占め、依然として足腰の弱い財政構造となっています。このうち「地方交付税」は令和4年度と比べ1・4%増額、「国庫支出金」は新型コロナや物価高騰対策に係る臨時交付金の減などに伴い7・4%減額しました。
自主財源は市の基準による独自の収入です。「市税」は、法人市民税や固定資産税が減収したため市税全体で1・8%減額、元気な養父づくり応援寄付金(ふるさと納税)など「寄付金」は42・3%増額しました。

▽歳出
歳出合計は令和4年度と比べ19億円(10・3%)の増額となりました。水道事業会計で行った地方債の繰り上げ返済に対する繰出金の増などにより「衛生費」が12億円(58・9%)増額したことが主な要因です。
「総務費」はマイナンバーカード利用創出事業の実施などにより10・4%増額、「公債費」はやぶ市民交流広場の建設に係る地方債返済額の増や地方債の繰り上げ返済額の増により7・2%増額、「教育費」は八鹿総合体育館や全天候運動場の改修などにより19・2%増額しました。

■特別会計決算
特別会計とは、一般会計とは別に経理を行う会計のことで、国民健康保険特別会計など4会計を設置しています。令和5年度は全ての会計で黒字決算となりました。出合診療所施設勘定で新築工事を実施したため増減率が高くなっています。

■公営企業会計決算
公営企業会計とは、独立採算制を原則とし、企業的特徴の強い事業を行う場合に設置する特別会計のことです。下水道事業会計では収益的収入が支出を上回りましたが、水道事業会計では赤字決算となりました。

■市民1人当たりの決算額
936,628円
※令和6年1月1日現在
人口(21,489人)で計算

福祉の充実:228,929円
行政の運営:169,214円
保健・環境等:150,194円
借入金の返済:103,281円
教育文化等:90,420円
道路・都市計画:65,818円
農林業の振興:39,305円
商工観光の振興:30,530円
消防・防災:11,198円
議会・その他:47,739円

■会計別決算額

※各項目で端数処理をしているため、差し引きが合わないことがあります。

問合せ:経営総務課
(【電話】662-3161)

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