■歯みがき後のうがいは何回?
毎日歯みがきしているのに、虫歯ができてしまう…。
そんなあなたは、歯みがき剤の使い方を見直してみましょう。
現在、歯みがき剤の9割に配合されているフッ化物には、次の3つの働きがあります。
(1)虫歯菌の働きを弱める
(2)歯の再石灰化を助ける
(3)歯の表面を強くして、虫歯になりにくくする
歯みがきの後に何度も口をすすぐと、口の中に残るフッ化物の量が少なくなってしまいます。
歯みがきをした後は、汚れを吐き出し、ペットボトルのキャップ1~2杯程度の少量の水で1回すすぐだけ。歯みがき後1~2時間飲食を控えると、さらに効果的です。
うがいをしないことに抵抗があったり、歯みがき粉が口の中に残るのが気になったりする人は、フッ化物の洗口液でうがいをする方法もあります。かかりつけの歯科医院で使用方法を教えてもらいましょう。
寝ている間は、唾液の量が少なくなり、細菌が増えやすい状態になります。一方で、お口の中にフッ化物をとどめておくチャンスです。寝る前のお口のケアは、フッ化物入りのものを使って丁寧に行い、虫歯予防を心がけましょう。
問合せ:健康医療課
(【電話】662・3165)
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