任期満了を迎えた広瀬栄さんが、10月31日をもって市長を退任しました。
広瀬さんは、昭和51年に八鹿町役場に入庁。商工労政課長、企画商工課長、建設課長を歴任。養父市合併後は、都市整備部長、養父市助役、副市長を経て、平成20年11月に市長に就任。以後4期16年にわたり、養父市の発展に尽力しました。
八鹿老人福祉センターで行った退任式には、市職員約60人が参加。今井久雄副市長は「財政健全化や国家戦略特区、新型コロナ対策など、全力で市政運営に取り組まれた。数々の功績に心から敬意と感謝を申し上げる」と述べました。
広瀬さんは「職員の仕事は市の発展、市民の幸福につながるという使命を忘れないでほしい」と話し、「合併以来20年、みなさんと仕事ができたことをうれしく思う。ひたむきに前を向いて、持続可能な養父市づくりに力を尽くして」と職員に呼びかけました。
職員から花束を受け取った広瀬さんは、職員や地域の人たちに見送られながら、市役所を後にしました。
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