■生活習慣病リスクを高める飲酒量はどのくらい?
アルコールは、肝臓等の臓器障害、高血圧、循環器疾患、がん、アルコール依存症等、さまざまな健康問題と深く関連しています。
アルコール飲料は、量に加えて、種類やアルコール度数がさまざまであるため、飲んでいる飲酒量を「純アルコール量」で把握することが重要です。
純アルコール量=摂取量(ミリリットル)×アルコール濃度(度数/100)×0・8(アルコールの比重)
例えば、ビールのロング缶500ミリリットル、度数5%を飲んだ場合、500(ミリリットル)×0・05×0・8=20グラムとなります。
▽節度ある適切な飲酒量は?
1日当たりの純アルコール摂取量は、20グラム程度とされています。ただし、女性や高齢者、アルコールを分解する力が弱い人は、より少量の飲酒が適当です。
▽飲酒量を把握し、飲み過ぎに注意
1日の平均純アルコール摂取量が男性40グラム以上、女性20グラム以上で生活習慣病リスクを高めます。
最近は、アルコール飲料の容器に度数に加えて、純アルコール量の記載が増えています。確認して購入し、日常的な飲酒量(純アルコール量)の把握や飲み過ぎを防ぎましょう。
※妊娠中・授乳中の飲酒は避けましょう。
問合せ:健康医療課
(【電話】662・3167)
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