瑞宝双光章が稲葉広之さん(虹の街)、瑞宝単光章が正垣敏雄さん(十二所一)に、黄綬褒章が西村俊鋪さん(相地)に贈られました。
■瑞宝双光章 稲葉広之さん
昭和52年1月、八鹿町消防団に入団。平成30年に養父市消防団長に就任し、令和6年3月まで3期6年の間、団員の先頭に立ち、出動手当の創設や団員報酬の改正など団員の処遇の改善など団員の負担の軽減に取り組みました。
「受章は家族、団員のみなさんのおかげです。特に、妻には本当に感謝しています。今後、団員のみなさんには、現団長のもとで、家庭を大切にしながら、よりよい組織をめざしてほしいです」
■黄綬褒章 西村俊鋪さん
高校を卒業後、昭和29年から平成30年までの冬期間、約65年にわたり、主に大阪府内の酒蔵で杜氏として酒造りに携わりました。
「酒造りはチームワークが大切。仲間には『笑って帰ろう』と言い続けてきました。経験を重ね、酒の出来の良し悪しは、酒が音で教えてくれるということがわかるように。
日本酒は、うれしいことを倍増させ、悲しいことを半減させてくれる。家族や蔵人、そのご家族、関わったすべての人に感謝しています」
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