■子どもに持たせるスマホには「ペアレンタルコントロール機能」を!
子どもの安全のために保護者がインターネット利用を適切に管理することを「ペアレンタルコントロール」といいます。家庭内のルールづくりに加え、フィルタリングの利用、課金制限や時間管理の機能等で、お子さんが安心・安全に利用できるようにしましょう。
▽相談事例
中学生の息子は、私名義で契約したスマートフォンを使用している。スマートフォンの通信料は私が払っているが、先日、キャリア決済料を含めた料金が高額なことに気づき内訳を調べると、息子がオンラインゲームで使っていたことが分かった。キャリア決済の上限額を引き下げるような予防ができることを知らなかった。
(30歳代 女性)
▽アドバイス
子どもによるオンラインゲーム課金でのトラブルは、クレジットカード情報やキャリア決済を子どもが無断で使用する場合のほか、保護者が過去に登録した情報がそのままになっており、簡単に決済ができる状態となっていた、決済時のパスワード入力を省く設定になっていたなどがあります。パスワードやクレジットカード情報など、アカウントや決済手段に結びつく情報の管理を徹底しましょう。
・保護者の同意のない未成年者契約は、民法上取り消せますが、保護者のアカウントでログインした端末機器で課金した場合、アカウント所有者である保護者が決済したとみなされる場合があります。
・オンラインゲームなど、利用時のルールについて、家族でしっかりと話し合いましょう。困ったと思ったら、消費生活センターにご相談ください。
問合せ:【電話】662-3170
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