1月に発生した能登半島地震と9月の豪雨で大きな被害を受けた石川県珠洲市に花を届けようと、養父市で活動する寄せ植え愛好家グループ「E-さわやか」のメンバーが、花の寄せ植え作業を行いました。
同グループの代表を務める宿南安枝さんは、花を通じて被災地の人たちに癒しや元気を届けたいと、メンバーたちに提案。市などを通じて贈り先を調整し、珠洲市内の2施設に寄せ植えを届けることになりました。
5月に開いた作品展で寄付を募り、花や土、プランターを購入。11月20日に葉牡丹、ストック、ビオラをプランター30基に植えました。寄せ植えには、寒さに強い花を選んだほか、年配の人が1人でも運びやすい重さで、見やすい高さのプランターに決めたそうです。
宿南さんは「珠洲市の人たちは、地震や豪雨で心が沈んでいると思う。この花が癒しになり、喜んでもらえたら」とほほ笑んでいました。
12月3日から4日にかけて、同グループのメンバーなどが現地に寄せ植えを届けたほか、ドライフラワーを使ったアレンジメントの教室を開きました。
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