市では、認知症等により、行方不明になる可能性のある人を、関係協力機関や地域住民と連携し、日頃から地域で見守り、行方不明になった場合には、速やかに発見活動を開始する「認知症高齢者等の見守り・SOSネットワーク事業」を実施しています。
■利用対象者と手続き
対象者は、認知症等により、行方不明になる可能性のある人です。利用には、ご本人の身体的特徴や連絡先、写真など「事前登録」が必要です。
■事前登録のメリット
(1)一人一人の状況に応じて見守り支援体制を検討し、日頃から地域で見守りを行うことで、ご本人・ご家族の安心につながります。また、見守り支援体制の充実は、認知症になっても、その人らしく暮らすための地域の支えとなります。
(2)行方不明になった場合は、ご家族の依頼を受けて、関係機関や地域の協力者に情報を発信し、発見活動を行います。事前登録情報を活用することで、スムーズな捜索活動、早期発見が期待できます。
■個人賠償責任保険事業
事前登録した人で、希望があれば、市が契約者となる個人賠償責任保険に加入することができます。
日常生活における偶発的な事故等で、損害賠償責任を負った場合の補償を行い、もしもの事故に備え、ご本人・ご家族の不安の軽減を図ります。
個人賠償責任保険事業のみの加入はできません。
この事業を詳しく知りたい、申し込みたいという場合は、お問い合わせください。
問合せ:社会的処方推進課地域包括支援センター
(【電話】662・6141)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>