12月23日、九鹿公民館で九鹿土地改良区設立総会が開催されました。
九鹿区の農地は、以前から農地整備について検討されてきましたが、実施には至っていませんでした。しかし、現状の不整形の田畑、狭小な農道、土水路や漏水する水路を次の世代に引き継ぐことはできない、という地元農家や地権者の危機感から、令和2年度に農地整備のための推進委員会を立ち上げて検討を重ね、令和5年度には、県営の九鹿地区競争力強化農地整備事業として、国の事業採択を受けました。
また、土地改良区を設立して地元住民の合意のもと、ほ場整備事業を進める必要があり、採択後に土地改良法に基づく手続きを進め、12月6日に県の設立認可を受けることができました。この認可により、地権者である組合員が設立総会を開催しました。総会では、設立に必要となる規約等の規定、理事役員、予算等について審議が行われ、設立のために必要な議案が決定されました。
今後も土地改良区では、工事の実施に向け、換地計画、実施設計などを行い、土地改良区の組合員や地域住民と協議しながら工事を進めていくこととしています。
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