過疎地の医療支える名医 第11回やぶ医者大賞受賞者が決定

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「第11回やぶ医者大賞」の審査会を6月22日に行いました。応募者9人の中から、島根県の浜田市国民健康保険波佐(はざ)診療所の佐藤優子医師、山口県の山口市徳地(とくぢ)診療所の中嶋裕(ゆたか)医師が選ばれました。表彰式は、11月16日(土)にビバホールで開催予定です。

■佐藤優子　医師
地域の健康課題であるアルコールや脳卒中の予防をテーマに、関係機関や医学生とともに啓発活動に取り組んでいます。また、医師を目指す中高生を診療所に招いたり、小学校を対象とした地域医療の講義をしたりするなど、後進の育成に努めています。

■中嶋裕　医師
無医地区での遠隔診療を導入し、診療看護師と連携した診療を行うなど、新しい過疎地域での医療を実践。住み慣れた地域で最期まで安心して暮らしたいという住民の希望に寄り添うなど、身近な診療所の医師として献身的に活動しています。