■国際電話番号を利用した架空請求詐欺に注意して!
国際電話番号を利用した架空請求の相談が、依然として多くあります。
▽相談事例1
大手通信関連会社を名乗る人から携帯電話に「以前、無料のアプリを利用したが無料期間から有料期間に移行し、未払いが30万円となっている。今ATMで払ってもらうと95%の返金がある。放っておくと裁判になる」とかかってきた。着信履歴を確認すると「+」から始まる長い電話番号だった。
(50歳代 女性)
▽相談事例2
固定電話に大手電話会社から「2時間後に電話が止まる。止められないようにするには「1」を押すように」と音声ガイダンスが流れた。不審だったので切ったが、ディスプレイには「+」から始まる番号が表示されていた。
(60歳代 男性)
▽アドバイス
「+」から始まる電話番号は国際電話を意味していますが、今回の事例は国際電話番号を使った架空請求詐欺といえます。
音声ガイダンスのアナウンスで「1」を押すよう言われ、押すと担当者につながり「支払わないと法的措置をとる」など不安感をあおられます。また、「国の救済措置によりいったん払っても95%は戻る」などの虚偽の説明をし個人情報を聞きだそうとする場合もあります。
・大手電話会社は電話で未納料金を請求することはありません。心当たりのない料金請求は無視しましょう。
・「おかしいな」と思ったら、電話を切り消費生活センターや警察に相談しましょう。
問合せ:【電話】662-3170
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