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■「香住なし」を守る農家を育てる　～香住なしの学校入学式～
4月3日、香住区隼人のミノフ高原で、「香住なしの学校」第1期生の入学式が行われました。
「香住なしの学校」は、本町の特産である「香住なし」のブランドを守るため、町や生産者組合などで組織する協議会が新規就農者の育成・定着を目的に、今年3月に立ち上げたものです。
この日、第1期生として入学した、大阪府出身の屋麻戸(やまと)寛典さん(44)は「先輩農家さんたちから受け取ったバトンをしっかりつないで行けるように頑張りたい」と意気込みを語りました。
式典後には、講師を務める同区の先輩農家の黒野幹彦さんから「小花取り」や交配方法について指導を受け、梨農家としての第一歩を踏み出しました。

■車に気をつけて、楽しく通学を!　～令和5年度交通安全物品贈呈式～
4月6日、香住小学校で交通安全物品贈呈式が行われ、同校の新一年生代表の6人が交通安全旗やランドセルカバーなどを受け取りました。
これは、毎年、町内の小・中学生が安全に登校できるよう、町、美方警察署、香美町防犯協会、美方交通安全協会が交通安全や防犯グッズなどを贈呈しているものです。
浜上町長は「道路はトラックやオートバイも通ります。気を付けて毎日元気に小学校に通ってください」と子どもたちに呼び掛けました。
嬉しそうに交通安全旗を受け取った石田悠貴(はるき)くん(6)は「車が来るときは待って、手を上げて横断歩道を渡ります」と登校を楽しみにしていました。

■新たな学びに挑戦　～令和5年度高齢者大学「そぶキャンパス」・公民館講座開講の集い～
4月9日、村岡区中央公民館で、令和5年度高齢者大学「そぶキャンパス」・公民館講座開講の集いが開催されました。
これは「そぶキャンパス」の専門講座と、村岡・小代区の各地区公民館で行われる一般講座の開講に当たって開かれたもので、村岡区中央公民館の石井館長は「皆さんが健康的で文化的な生活ができるよう、力添えをしていきます」とあいさつしました。受講生らは講師と顔を合わせ、期待に胸を膨らませつつ、一年間の学びをスタートさせました。
また、ダンスインストラクターの藤原真紀さんによる記念講演も行われ、その後には音楽に合わせた体操で心と体をリフレッシュしました。

■まちの安全を守る、防災の決意新たに　～令和5年度香美町消防団出初式～
4月16日、香住区中央公民館で、香美町消防団出初式が行われました。
当日は荒天が見込まれたため、しおかぜ香苑で予定していた一斉放水は中止となりましたが、式典には約460人の団員が出席しました。
式では、香住特設分団の藤本未来さんが新入団員を代表して「地域住民の期待に応えるべく、力一杯努力します」と力強く誓いのことばを述べました。
その後、今後武司町消防団長は「今までの常識にとらわれることなく、災害に強い、災害がないまちを目指し、日ごろの訓練を積み重ねることが大事。今後も予防消防の啓発と訓練活動に精進してください」と訓示を述べ、団員の意識向上を図りました。

■色とりどりの花の庭をめぐる　～香りの花フェスタ2023・佐津オープンガーデンフェスタ～
4月16日と17日、訓谷地区を主会場として香りの花フェスタ2023と佐津オープンガーデンフェスタが同時開催され、町内外から多くの来場者が訪れ、季節の花が咲く庭の散策を楽しみました。
地元民宿によるランチなどの提供のほか、16日には、ガーデンフェスタ実行委員会代表の太田よしのさんがガイドする庭めぐりツアーが行われ、庭を構成する花の種類や見どころを丁寧に解説。参加者はスマートフォンで撮影したり、育て方のポイントを聞いたりと、個性あふれる庭を楽しんでいました。
豊岡市から訪れていた女性は「毎年来ていますが、今年もどの庭もきれいに咲いていて、とてもよかった」と満足そうに話していました。

■美しい姿のかやぶき屋根が復活　～古代体験の森・かやぶき屋根の修繕～
4月21日、小代区の古代体験の森で、雨や雪で傷んだかやぶき屋根の修繕作業が行われました。
同施設には、復元された縄文・弥生・古墳式の住居と高床式倉庫の4棟が建っており、今回はこのうち2棟での作業。施設職員とシルバー人材センター会員ら計8名で、今年は出来がよかったというきれいなかやを傷んでしまった箇所に差し込み、手際よく長さを刈りそろえていきました。
作業に汗を流していた施設長の井上克己さんは「きれいになった施設での体験活動や、萩まつりなどのイベントも再開する予定なので、ぜひ足を運んで欲しい。今後は小代の牛など地域資源のPRにも力を入れたい」と語ってくれました。